金利上昇対策には、繰上げ返済と固定金利契約が有効


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現在は長ーく続く

低金利時代と言っても良いでしょう。

長期固定金利を提案してくれる銀行は減少し、

住宅ローン金利も

1%を切るようなプランを提案される時代です。

銀行ですらこの超低金利時代はまだまだ続くと思っている

故の現象でしょう。

世の中の投資家さんの多くはこの

低金利がもちろん続くと思うのが通常の判断ですし、

ラブスカイもあと10年~15年はこの超低金利は続くと

思っています。

しかし、反対に

もうすぐ低金利時代は終焉を迎えて、

今投資をはじめたら大失敗するかもしれないと

思ってしまう投資家さんも確かに存在します。

なぜ世の中の流れと逆の発想を抱く投資家が存在するのでしょうか?

それは、投資家の性としか良いようがありません。

本来われわれの脳みそは

逆張りの発想なのです。

無意識に逆張りで張ってしまうものなのです。

株式投資やFXでほとんどの投資家が勝てない理由は

この逆張りにあるのです。

もう下がると思ったら、まだまだ上昇し続けたり

もう反転するだろうと逆張りしたら、まだまだ下がり続けたり

さらにさらに下がったためにもうそろそろ反転だ!と

全力でナンピンしたら

さらにどん底まで下がったり・・・・。

まあ、逆張りは投資家の性です。あきらめましょう。

さて、話はそれましたが

順張り的な発想なら、

超低金利時代はまだまだ続くと客観的に想定できます。

あえて、逆張り発想でもうそろそろ底を打って

金利が上昇はじめる!なんて考える必要はありません。

しかし、それでも、世の中に絶対大丈夫なんて

考えはあり得ませんので、金利上昇には備えたいですよね。

と言うわけで

一般的な金利上昇対策について

考察してみましょう。

まあ、融資を受けるのだから、金利の上昇についての

ある程度の知識の習得と対策は講じるべきでしょう。

金利上昇に対する対策は実は

2つしか無いのです。

それは、

繰上げ返済するか、

固定金利を利用するしかありません。

固定金利については、言うまでもありませんが

現在の金利が上昇すると予想される場合は

5年とか、10年の長い期間金利を一定にして契約することです。

メリットは、契約条件として決めた金利が長期間一定であるため

支出が想定できる点です。

デメリットは、短期金利に比べて若干高めの金利ですから

もし、想定に反して金利が上昇しなかった場合は

その分損をすることです。

わたしは、低金利が続くと予想していますから

変動金利で低い金利を単年度更新でも良いのですが、

銀行からの要望もあり、

固定金利での融資をお願いしています。

支出が確定するので収支予測がわかりやすいのが

メリットですね。

さて、もっとも金利上昇リスク対策として

優れているのは、「繰上げ返済」ですね。

たとえば、8000万円の融資を受けた場合、

毎年50万円づつ繰上げ返済すると

10年で元本が500万円減ります。

比率で表すと、約7%分の元本が減ります。

現在の金利2%の場合、

単純に9%程度まで金利が急激に上昇したとしても

持ちこたえられることになります。

さらに、

繰上げ返済で減少した元本の金利分の120万円が得する事になります。

まあ、繰上げ返済は万能薬です。

できるなら繰上げ返済に務める事をおすすめします。

ただし、繰上げ返済にも注意点があります。

基本的に、繰上げ返済しても

毎月の返済額は減りません。

返済期間が短くなるだけです。

繰上げ返済しても、毎月の返済総額は変りませんから

返済額の内の元本比率が大きくなるのです。

よく、繰上げ返済したら毎月の返済額が少し減ると

勘違いされている方がいらっしゃいますが

通常は返済額は変らないようにプランニングされますから

間違えないでね。

最後に一言!

金利上昇が怖くて不動産投資に踏み込めない方は

繰上げ返済と固定金利契約を組み合わせれば

しっかり金利上昇には備えることができますから

恐れず、トライしてお金儲けしましょう。

でわ!

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