地獄界と仏界について熟考したら、投資が見えてきます!


この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

こんにちわ!

月に一度のお寺詣でしてきました。

毎月我が家では必ず第2日曜日はお寺詣でします。

今日も家族5人は全員参加ですが

一人加わりました。

実は、アメリカ人のエリーちゃんが我が家にホームステイしてまして

この度、ジャパニーズテンプルを体験したいとのことで実現しました。

お寺に行くとすでに60人あまりの参加者で

勤行が始まっていました。

13:00からは、ご住職さまのお経に合わせて

みなで心を一つにしてお経を読みます。

それからご住職様の説法となりますが

今日のお話は「10界について」でした。

十界とは、みなが知ってる十の世界のことです。

詳しく述べると以下の10の世界が存在するようです。

①地獄界

②餓鬼界

③畜生界

④修羅界

⑤人界

⑥天上界

⑦声聞界(しょうもんかい)

⑧縁覚界

⑨菩薩界

⑩仏界

とのことです。私の記憶の限りで説明しますね。

①の地獄界とは、まさに地獄の世界ですが、

ご住職様のお話の中では、

「怒るは地獄」とのことです。

他人でも、自分にでも「怒る」と言う行為が「地獄」そのもの

だそうです。「怒る」と「叱る」はぜんぜん違いますので

勘違いしないでほしいとのことですが、「怒る」ことで

解決することは何も無いようです。一番最悪の状態のようです。

②の餓鬼界とは、

「貪るは餓鬼」そのもので、

ほしいと言う「欲望」にまみれている状態のようです。

ただし、「欲望」自体は「悪」では無いようです。

欲する気持ちが、生きる原動力になることもあるためです。

「ほしい」から「悪いこと」をしてでも得るのはいけないけれど

「ほしい」から一生懸命がんばったり、努力したりすることはとても「良いこと」

だそうです。

③の畜生界とはずしんと「心」に来ましたね。

「畜生の心は、弱気をおどし、強気をおそる」

だそうです。もうお分かりですね。

世の中こんなことばかりですね。

どんなにかっこいい事言ってても

どんなに仕事が出来ても

弱いものには強くて、強いものには従順な心のかたいるじゃないですか?

おそらく私自身の心の中にも「はっ」とさせられる世界ですね。

④修羅界とは、会話ではなく

「武力」をもって解決を目指す状態。

これ、私もはっとしました。私も40超えて来ると

ちょっと強引な心持で人に接することがあるんですよね

だいたい後で反省するんですが・・・まさに修羅界ですよね。

⑤人界とは

平常心である状態ですが、人間的な疑心暗鬼を指すようです。

まさに、人間世界・・中立ですね。仏でも地獄でも無い世界です。

でもそれって一番危ないと

ご住職様はおっしゃっていました。

要は、一番不安定な状態なのです。

今の日本人は、この中立を重んじる傾向があるけれど

それって間違いじゃないでしょうか?

人間界の心持では、よい行いを心がければ仏界に近づきますが

ちょっとここをが汚れればあっという間に地獄界に近づきます。

とても不安定な状態なのだそうです。やっぱり、「仏界」を生きているうちは

目指すべきだそうです。

さて、ここからは、正義のすばらしい世界を目指します。

まずは登竜門として

⑥天上界についてです。

「天上界」とはまさに、「喜ぶは天」とでも言いますか

喜んでいる状態のことです。

やっぱり地獄界のように「怒っている状態」と

「喜んでいる状態」では、まさに「天(上)」と「地(獄)」なのですね。

常に「喜べる心持」でいなさいと言われました。

⑦声聞界・・・かなり上位の世界となります。

他人から教えを聞いて学んで、精進する世界です。

ただ喜んでいるだけでもすばらしい世界ですが

その上となります。「聞く耳を持つ」事の大切さですね。

次は

⑧縁覚界の説明です。

かなり難しいですが

「部行独覚」「麟喩独覚」

今までは、自分ひとりでの修行となりますが、

この世界では

仲間を組んで修行する独覚との事です。

仲間みんなで精進する心持です。すばらしい。

⑨菩薩界

ここまで来ると・・・・もはや想像できませんが

ご住職様から分かりやすい説明受けました。

菩薩界とは

「自身を軽んじ他人を重んじ、悪を以って己に向け善を持って他に与へんと思ふものあり」

とのことです。

要は、自分は後回しにして他人のために尽くす境涯のことで、

よく、良いお話の中でも自己犠牲の話が出ますが

まさにその状態に自分を持っていければ「菩薩界」となります。

そして最後に

⑩仏界

悟りを開いた状態。

何も解説いらないですよね。

さいごに一言ご住職様から

お言葉を頂ました。

この十界は、生きてる世界と死んだ後の世界のことを言っているわけではないようです。

今生きている現実世界のことです。

地獄界も畜生界も菩薩界も仏界も現実世界のお話です。

十界すべてが自分の心の中にあるようです。

あるときは「地獄の形相」

あるときは「菩薩の心」

でも、やっぱり幸せになるには

「仏界を無理でも意識して生きること」なんでしょうね。

わたしも、ブログをあらされたり、仕事で苦労したり

損失出したりしたら「怒れる状態になりますが」

やっぱり、「うれしいこと」があると気持ちも健やかになります。

今日も、お寺に行ってよかったです。

明日から仕事がんばろっと。

そして投資もがんばります。

[content_block id=6949 slug=%e9%95%b7%e5%b4%8e%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%e3%83%bc]

[content_block id=2293 slug=%e3%83%a9%e3%83%96%e2%98%86%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%82%a4%e3%81%ae%e6%8a%95%e8%b3%87%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%83%a0%e7%b4%b9%e4%bb%8b]