学生向けアパート経営は、景気低迷期には絶対に失敗する理由について。損失5000万円をつかまされないために・・・


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不動産投資家にはいろんなタイプがいます。

私のように基本スタイルが

新築アパート経営タイプ

中古アパート経営タイプ

マンション経営タイプ

RC大型タイプ

しかし、どのタイプの不動産物件でも共通して

言えることがあります。

それは、物件の立地やエリアで

成功するタイプと失敗するタイプがあるということです。

ただ単に、潜在入居者の多い地域を選べばよいのですが、

そう簡単ではありません。

例えば、

1kロフトや1ldkロフトなど

省スペース単身者用の物件なら

都心でしか成功しません。こんな狭い物件を

郊外の都心から離れた場所に建設してもだめですよね。

対照的に

4dkや3などのファミリー層向けの物件であれば

もちろん都心より郊外の方が需要があります。

ですから、一概に共通条件で都心が良いとか郊外が良いとは

判断できません。

しかし、どんな物件でも

共通して言えることがあります。

「学生向けのアパート経営は失敗する」

ということです。

一般的に

大学の近くにアパートを建設すると

急に大学が移転した場合入居者が減る

という方がいます。

しかし、大学移転は数年前から分かっていることですし

移転が原因で困る方は結構少ないと思います。

それよりも

重要なことは

景気が後退すると、学生の入居率が

大幅に下落することが分かっていることです。

なぜだと思いますか?

それは、一人暮らしをする学生が激減するのです。

学生が進学先を決めるとき、

景気が良くて

ご両親の収入が安定していて、余裕がある場合は

子供の希望の進学先が遠くても家賃を負担することができます。

不景気になり、ご両親の収入が減れば、学費以外の家賃の

負担をなるべく抑えるために

自宅から通える進学先を選ぶようになります。

日本中の学生が自宅通いになれば、

たとえ大学が移転していなくても

アパート需要が激減することになります。

学生向けアパートは、新築だろうと、中古だろうと

絶対に手を出してはいけないジャンルなのです。

でも、大学の近所のアパートであれば大丈夫だと

思うオーナーもいるでしょうが、

甘いですね、

不景気でも下宿する学生はいますが、

不景気なので大学まで多少遠くても安いアパートを

見つけようとします。

もちろんどんな不景気でもある一定数は裕福な家庭もあるのですが、

そんな家庭の場合は、大学の近くで決めずに、

セキュリティーや交通の便や新しい新築アパートを

選ぶでしょう。

長ーく30年近く安定してアパート経営したければ

やはり、学生向けアパートは不向きですね。

私の経営するアパートは

単身のサラリーマン向けを徹底しています。

ついでに大学が近くにあればさらに良いですよね。

都心や都市近郊のアパートにこだわる理由は

サラリーマンをターゲットにしているからです。

駅近にこだわるのも時間の短縮を希望する

サラリーマンの要望に答えるためです。

さらに、都心には大学や専門学校も結構ありますので

サラリーマン+学生

となるわけです。

昨年は7棟目となるアパートを久々に建築しましたが

今年も8棟目行きたいですね~

↓三和エステートさんのためになる講習会があるようです。

でわ

こうご期待です。