金融機関に紹介された投資商品に手を出したら絶対失敗します!


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みなさん

投資を考えるに至った理由は何ですか?

多くの投資家さんの場合、

将来に対する漠然とした金銭的不安を緩和するためであったり、

今の生活に満足できないため、副収入を得ようとして

投資を始めます。

上記の場合は、投資を始めるきっかけとしては

まっとうな理由でしょう。

おそらく、株式投資やFX等のばくちを始めようとは思わないでしょうし

投資信託等の小金稼ぎに手を出すことは無いでしょう。

安定的に収入を得ることが出来る手段も

将来年金代わりになる手段としても

投資先は限られてきます。

もうお分かりですね。

将来の不安の解消と現在の生活向上を両立できる投資先は

「不動産投資」と「発電系投資」以外にあり得ません。

先述した理由で投資を始める方は

遅かれ早かれ、「不動産投資」か「発電系投資」

に行きつきます。だから、まっとうな理由と言えるのです。

では、浅はかで、軽率な投資を始める理由とは何でしょう?

それは、

銀行や通帳に貯金がある方で、

「利息があまりつかないから何か投資に回して運用してもらおう!」と

考えてしまう方です。

このような場合は、投資でお金を増やしてどうしたいのか?

という明確な理由がありません。

ただ、銀行にお金を預けているだけでは利息がほとんどつかないから

よりましな商品に資金を投入して運用してもらおう。

という、あまり将来像や投資出口的な思想が無い理由となります。

先述した理由がポジティブな思考だとしたら

利息が付かないからという消極的な思想は

あえて言うなら「ネガティブ思考」といえるかもしれません。

実は、この消極的な投資スタイルは

大きな損失を生む要素となりえます。

お金を得て自分がどうしたいのか?という出口戦略がない

投資理由だと、大概は、その預けている金融機関の投資商品に手を出すことになります。

理由は簡単です。

お金を儲けた後の目的が無いから、目標の額も設定していないし、

目標達成の期限も設定できません。

そのような「利息が付かないからもったいない・・・」なんて理由で

投資先を探そうとしたとき、自分では何も決められないのです。

それではどうなるかというと

そのお金を預けている金融機関・・・銀行やゆうちょの

行員に相談してしまうのです。

「利息が低いから、何か高い利回りが期待できる運用先ないかな?」

なんてことを窓口で聞いてしまうのです。

もう一度言いますよ!

お金を増やす目標期限も、目標額も設定しないままに

行員に投資先を相談するんですよ!

その行員が勤める金融機関の利息が少ない事が理由なのにね

投資しなければならない状態になってしまった理由を生み出している

原因でもある銀行の行員に相談するんですよ!

よーく考えたら、ありえないでしょ?

でも、しょうがないんですよね。

出口戦略も目標もない状態で

誰か投資に詳し人に相談しようと思ったら

まあ、銀行の行員(投資担当)さんくらいしか思いつかないですよね。

普段付き合いが全くない別ジャンルの不動産投資会社や太陽光販売会社よりも

いつもなじみの銀行の行員さんの方を信用したくなるのは

仕方のないことです。

きちんとした金融機関が勧めてくれる投資商品だから

安心と思っちゃいますよね。

でも、この考え方大間違いです。

超残念な結論を申し上げると

自分がお金を預けている金融機関に

自分のお金の運用を任せる行為は

完全に投資の失敗パターンに当てはまります。

窓口で、貯蓄の運用の話をしたとすると、

まず、ニコニコしながら

受付の行員さんから

投資相談コーナーに誘導されて

とっても丁寧に時間をかけて

親身になって(いるような感じ)で

投資商品を紹介されるでしょう。

ちょっと3つほど運用商品を紹介してもらったら

あっという間に1時間が経過しているでしょう。

さらに金額が大きい場合は運用先の幅も広がるので

商品説明も時間が掛かり2時間コースになることも

おおいでしょう。

人間心理として、1時間も2時間も丁寧に

説明を個室で聞いていたらどうなると思いますか?

人間味のある日本人のサガでしょうが、

ほとんどの方は

「こんなに長時間もお忙しいであろう行員さんの時間を

取らせてしまって、このまま何も契約せずに帰ることは申し訳ない」

と思ってしまうのです。

大概は、2時間も説明聞いたらその場で契約してしまうでしょうね。

そして、金融機関の紹介する「投資信託」なるものに

手を出してしまうのです。

それも、自己資金のほぼすべてを突っ込んでしまうのです。

ほぼ破滅の道ですね。

目標額や目標期限を明確にしていないとこうなります。

特に、退職金を預けている場合は

最悪です。

退職金数千万円をすべて1つか2つの限られた投資商品に

行員の言われるがまま、突っ込んでしまうのです。

断言します。

絶対に原資割れします。

損しますよ。

ただでさえ投資信託は

プロのトレーダーの運用にお任せする

ばくち的要素の大きな投資先なのに

自己資金を全額投資商品に回すなんて

丁半ばくちでしかありません。

他人に運用を任せる場合は、運用実績だけを

投資判断にするだけでなく投資手法そのものも

検討する必要があります。例えば、

海外積立のような

数十年間少しづつ定額を積み立てる

「ドルコスト法」以外の投資手法は絶対ダメです。

↓やはりドルコスト法を採用している海外積立は安心感が違います。

ドルコスト法は本当に安心安定の投資手法です。

まあ、今回はドルコスト法については述べませんが

とにかく、個室で行員の投資先商品の説明に耳を貸してはいけません。

とくに大金を持っている場合は

少額の投資は恥ずかしいし、行員に悪い、全額突っ込んで大きく儲けよう!

なんて思ってしまうものです。また、そう思うように行員は仕向けます。

行員さんが紹介する商品のほとんどで「ドルコスト法」は採用していません。

余裕資金があれば全額突っ込むように仕向けられます。

まあ、とにかく

金融期間に勧められた商品に手を出してはいけません

「投資信託」やその類のもの手を出しても何のメリットもありません

まずは、投資をする目的を持ちましょう。

目的の設定は簡単です。

目的の額=必要な額を決めることと

目標達成の期限=いつまでにお金が必要か?

を決めるだけです。

あとは、その必要期限と必要額を得ることが出来る投資先を

決めるのです。

目標もない状態で他人に投資先を相談してはいけません。

きっと、そのような場合、あなたは「投資信託」や株式投資・FXに手を出していることでしょう

そして、2年~3年たっても資産は一向に増えていないことに気づかされるでしょう。

でわ

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