社員1人雇うと6000万円の負債!?個人事業主は法人を立ち上げた途端に儲けが無くなる法則について


この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

私が会社を立ち上げたのは

いまから5年前です。

もう4期も決算したんだよな

事業も当初は私のアパート管理だけでしたが、

太陽光発電所管理や太陽光発電所経営

コインランドリー事業

リユース事業部を立ち上げ、

リサイクルマート筑紫野ベレッサ店と

フレスポ鳥栖店の経営

と事業を拡大してきました。

今期はおかげさまで年商2億5000万円を超えました!

社員構成も夫婦2人から今では5人にまで

大きくなりました。

思い起こすと会社を立ち上げた年の経営が

むちゃくちゃ支出があるとともに

一気に利益が無くなり何のために法人を

立ち上げたのか分らなくなる時期もありました。

そもそも、なぜ私が個人事業主で

アパート経営や太陽光発電所経営をしていれば良いのに

法人を立ち上げたのか?

それは、単純に個人で稼いだ利益を節税したかったからです。

会社を立ち上げて私の不動産物件を管理させれば

ペーパー上の支出が発生し節税できると思ったのです。

また、法人だと赤字を5年間繰り延べできるので

とってもお得だと思ったのでした。

しかしそんなに甘くはありません

個人で保有する物件を自分が経営する法人で

管理することは実態が無ければ

すぐに国税に狙われることを知りました。

安易に不動産投資ごときで法人を立ち上げるべきでは無いのです。

給与だって、妻を社長にして

役員報酬を発生させるわけですが

結局社会保険料を会社で負担するので

年間90万ほどの支出になります。

会社なんて立ち上げて妻に給与を支払うより

私がサラリーマンをして、妻を扶養家族にした方が

よっぽどお得だと言うことを知りました。

また、法人にすると個人事業主と比べて

帳簿付けもむちゃくちゃ複雑になります。

とても個人でできるものではありません

税理士さんにお願いするしかありませんよね

個人の時は税理士さんに支払うお金も年間4万程度でしたが

会社を立ち上げた途端年間40万円ほどの

顧問料が必要となります。

はっきり言って実業が無いのに

会社を立ち上げてもなんのメリットも無いのです。

個人事業主の時と同じ程度の事業内容で

法人を立ち上げたら、破産しますね。

ですから、投資程度の事業で法人は立ち上げてはいけません

法人を立ち上げたと同時に新たな実業を立ち上げる場合のみ

有効でしょう!

その場合は消費税還付や税制免除を受ける事ができて

とても有効です。

私の場合は法人2年目でコインランドリー事業

法人3年目でリサイクルマート事業と

毎年事業を立ち上げ

対応したのでなんとかやりくりしています。

節税にもなっています。

アパート経営ごときで法人は絶対立ち上げないようにね!

来期はいよいよリサイクルマート三号店

(質屋かんてい局も視野に入れています)もオープンし

年商4億も見えてきます。

と言っても零細企業ですので

コロナ渦をしっかり生き抜きますよ!

ちなみに

社員を1名雇うと言うことは

社会保険料、雇用保険、給与等含めて

年間500万~600万の支出があります。

10年で

6000万円の負債を負うことと同等の支出があります。

雇った社員がしっかり業務を前向きに取り組んでくれれば

6000万円なんて安いものですが、

与えられた業務以外しない社員や、頑張らない社員

自分勝手な社員がいるとあっという間に

会社はつぶれてしまいます。

また、せっかく雇い入れて育てても

半年や1年で辞められると初期投資を回収できずに

また、次の人材を探すことになります。

これもとても大きな支出となります。機会損失にもなります。

協調性があって、前向きで、会社の未来のために頑張る

さらに優秀な人材は社会貢献を考えて、経営を考えて

頑張ってくれます。年齢は関係ありません。

ましてや、わたしの会社には

某Tくそ店長による横領がありましたので

得るべき利益が無くなる上に

他の頑張っている社員同様に支出は発生するわけです。

犯罪や横領をする社員は絶対に雇わないようにしないと

零細企業はあっという間につぶれてしまうので

本当に法人経営は大変です。

いまは、とても安定した状態ですが

年末~年始には質屋オープンに向けての

大事な時期となります。経営者は頑張らないといけません

そして、頑張ったご褒美に

ちょっとだけ節税できて、ちょっとだけ良い気分になれるのです。

簡単な気持ちで法人は絶対に作ってはいけませんよ

でわ!