会社設立後3年で50%が倒産!その理想と現実


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どーもです。

株式会社を設立したラブ☆スカイです。

会社設立に関して自分が経験した体験や、学んだことを

ご紹介しています。

さて、本日は会社設立の理想と現実についてです。

よく、会社設立後3年以内には約50%は「倒産」すると言われます。

その実態を国税庁のhpの情報から

読み取ってみました。

〇日本の会社の現実

日本の会社の70%が「赤字」です。

もちろん、節税目的に「赤字」に調整している企業もあるでしょうが

そもそも、企業は、成長しなければ、いづれは尻つぼみですから

やっぱり異常な状態だと思います。

さて、設立後3年以内には50%が倒産するわけですし、

70%は赤字会社なのだから、

みんなと同じ事をやっていては、あっという間に「廃業」に追い込まれますね。

じゃあどうしたらよいのか?

会社を存続させるための方法については、いろんな文献や

著名人方が述べられています。

その中で私が一番これかな?って感じた言葉に

「初心を忘れず、熱い思いを持ち続けること」

と言うのがあります。

誰もが、会社を設立するときには

熱い思いと、将来の希望や野望をもっているのですが、

1年後にその思いを維持している方は

ほとんどいないそうです。

でも、3年以内に50%が倒産するんだから

そうなんだろうね。

税理士さんから聞いたんですが

創業前はサラリーマンをされていた方が非常に多いらしく

安定した収入を得ることができる元の仕事をやめて、

創業するまでに、

他人には想像できないであろう「さまざまな葛藤」

を乗り越えて「決断」に至るそうです。

でも、この「決断」に至るまでの思いを

1年後には忘れてしまうそうです。

なぜ、1年後に「創業時の初心」を忘れてしまうのか?

本にも書いてありましたが、

法人設立後は、やることがいっぱいで、

時間だけではなくてお金も予想を超えて掛かることが

多々あるようです。

なぜ、設立後は、やることがいっぱいあるのか?

そんなこと、立ち上げ時にちゃんとシミュレーションすれば良いじゃないか?

って思うのですが、

そう簡単じゃあないようです。

創業時の初心「熱い思い」があるからこその

ありがたーい副産物だそうです。

事業を始めると、いろいろ細部にはこだわりたくなるようです。

創業時は、頭の中がくるくるフル回転です。わたしも妻もそうです。

休みの日は、この会社を利用して、どう運用していくか?話し合ってばかりです。

楽しいひと時です。我が家の場合は、代表取締役の「妻」が

基本的に、税理士さんや行政書士さんと打ち合わせてくれるので

私はサラリーマンに集中できますが、そうでない

「パパ」一人で戦っている方は大変だろうな?って思います。

さて、税理士さんのお話に戻りますと

「なぜ1年後初心を忘れるのか?」

それは、負のスパイラルに陥るからだそうです。

「この事業ならいけるぞ!」とひらめく

創業時の計画(これまでになり魅力ある事業を計画)

創業

創業後意外に費用が掛かる現実を知る

資金にあわせて計画を縮小(まあ、当たり前ですね。)

資金に見合った事業経営

ふと気づいたら、当初思い描いた斬新な事業ではなく

どこにでもある事業に成り下がっていた・・・。

競争に負けて、「廃業」

となるようです。

結局、初心で描いた斬新な事業を展開することさえ出来れば

大成功したにもかかわらず

最終的にこのような結末になってしまう・・・。

失敗の原因は、

自分の「資金」にあわせた事業に下方修正したことが原因です。

魅力の無い商売の仕組みにしてしまったら

もうどうしようもないのです。

税理士さんのお話では、これは、一般的な創業時の会社の現実だそうです。

じゃあ、どうしたらよかったのか?

そんなこと、だれにも分かりません。

後出しじゃんけんなら、融資を受けて当初の事業形態を維持できるようにするとか

もっと、自己資金をためてから、創業すべきだったとか言えるでしょうが、

創業後は、生きていくだけで精一杯になってしまって、負のスパイラルに陥るそうです。

一言、言えるのは、創業時は、なるべく多くの

助っ人やブレインを回りに備えることのようです。

その、一番手っ取り早くて、とても、親身になってくれる可能性があり

創業後、ずーと付き合う可能性があるのが

「税理士さん」ですね。

事業立ち上げ時のいろんな相談にのってくれます。

妻も、「税理士事務所」に入りびたりで質問しまくり

だったようです。

そのうち、「税理士さん」も我が家に訪問していただいたりして

さまざまな助言を頂きました。

では、次回から会社立ち上げ特集です。

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